以前から一度行ってみたいと思っていた、YAMABOKUワイルドスノーパークに2022年1月22日に行ってきました!
YAMABOKUワイルドスノーパークとは?
YAMABOKUワイルドスノーパークは長野県高山村にあるスキー場で、位置的には志賀高原の横手山スキー場のちかくになります。
元々は「山田牧場スキー場」という名前で運営していましたが、現在の『YAMABOKUワイルドスノーパーク』に改名されました。
YAMABOKUワイルドスノーパークに一度行ってみたかった理由
- 長野でも内陸部のスキー場になる為、良質のパウダーが降る
- 知名度が低く土日でも空いていると思っていた
- スキー場の敷地の7割が非圧雪ゾーンになっている
これまで行かなかった理由
- リフトが3基しかなく滑走面積も狭いゲレンデなので1日飽きずに居られるか?
これまで行かなかった理由はこの1点だけでした。
では、実際に行ってみた結果をお伝えしていきます!
アクセス
須坂長野東ICから車で45分と公式HPで案内されています。
実際はハイシーズンに行くと雪の多さから除雪が遅れるタイミングもあり積雪、路面状況によっては60分以上かかる可能性大です。
2駆の車だとスタッドレスタイヤでも登れなくなる可能性がある箇所がありますので、必ずチェーンは必要です。
ゲレンデマップ
ご覧の通り、リフトは3基しかありません。
第一ペアリフト、第二ペアリフト、少し遅れて第三シングルリフトが稼働します。
朝一のお勧めコースはA、Bのコースです。圧雪コースではありますが、降雪後であれば脇にはパウダーが残りまくっています。
その後は第一ペアリフト左側の水色で囲まれたCコースが良いですが、注意が必要です!このコースは完全非圧雪コースになっている上、斜度があまりありません。降雪量と雪質によっては板がどこか途中で止まる可能性もあります。途中で板を外してラッセルする覚悟をしておきましょう。
そして最大のポイントは第三シングルリフトの稼働後に山頂から入れるI、Jコースです。
雪が降った後なら、第三リフトが稼働し一番に乗る為に並んでも良いくらいの価値のあるコースです。
なお、第三リフトの運行開始時間、I、Jコースを解放するかどうかも天候に左右されますので、要確認です。
実際の様子
実際の様子は動画におさめてきましたので、是非ご覧ください。
いかがでしたか?
これ土曜日なんですよ?
殆ど他のお客さんがいません。雪質の良さと絶景ポイントの写真をいくつかご紹介します。
絶景ポイント
第3シングルリフトから見える景色がまるで「樹氷のトンネル」のようでキレイでした。
山頂からは樹氷が育ってスノーモンスターのようになっていました。1月末から2月初旬がピークのようですね。青空とのコントラストが幻想的ですね!
雪質が超良い
私も30年程雪山に通っていますが、ベスト3に入るくらいのパウダーでしたね。
ここまで細かいスプレーは珍しい。まさに「雪煙」って表現がピッタリです!
感想とまとめ
実際1日滑ってみたのですが、率直な感想は「なんで今まで来なかったんだろう!」
「もっと早くこれば良かった!」
と強く思いました。
良かった点
これが週末かと思う位、劇的に空いている。リフト待ちは1分たりともしませんでした。
ゆっくりと人を気にしないで自分のラインで滑ることができるのは本当に気持ちが良いです。
ゲレンデ全体の7割が非圧雪だと聞いていましたが、8割以上非圧雪ゾーンだと思います。
しかしそれ故に地形を確認しておかないと途中で板を外してラッセルすることになります。
あと、ワックスは絶対にかけておいた方が良いです!
悪かった点
ゲレンデが狭いことは正直あまり感じませんでした。
気温が低いので朝から晩まで雪質が殆ど変わらないので、同じところを何度滑っても飽きることがないのです。
じゃ、悪かった点は?という事ですが、
アクセスの路面状況は困難な事と、駐車場は狭いという事です。駐車場は200台となっていますが、メイン駐車場(ゲレンデに一番近い駐車場)は、あまり台数が停めれないので早目に着くことをお勧めしておきます。
まとめ
ロッテアライ、白馬コルチナなど、パウダーで有名なゲレンデは降雪時の週末は、パウダージャンキー達が集まり壮絶な奪い合いになるのですが、ここYAMABOKUワイルドスノーパークは、殆ど混みません。
土日しか休みのないパウダー好きのスキーヤー、スノーボーダーなら1度は来るべきゲレンデです!
魅惑のパウダーゾーン
ここまでYAMABOKUワイルドスノーパークの魅力をお伝えしましたが、実は、まだこの日は入ることが許されなかった『魅惑のパウダーゾーン』があるのです。
本日滑った3本のリフトで回すコースはこのYAMABOKUワイルドスノーパークのメインゲレンデ=「1st stage」になります。
この記事の最初にお見せしたゲレンデマップの山頂から左に行ったところにRと書いてあるコースがあります。
それがタコチツアーコースと呼ばれ、なんと13kmのロングランコースです。
そのタコチツアーコースの入り口から広がるエリアが、完全非圧雪のプライベートエリア=「2nd stage」と呼ばれています。
この2nd stageこそが、魅惑のパウダーゾーンなんです。
では、どうやって2ND STAGEを滑るのか?
それは2つの有料プログラムに参加する事です!
スペシャルキャットプログラム(土曜限定)18,000円
完全非圧雪のプライベートエリア=2nd stage を期間限定・人数限定(10名)・完全予約制で開放する、まさにスペシャルな企画です!
ヤマボクとっておきのパウダーエリアを満喫して、リフトの代わりに圧雪車で何度も運んでくれます。
2ndステージ(日曜限定)8,500円
完全非圧雪のプライベートエリア=2nd stage を期間限定(30名)・人数限定・完全予約制で開放いたします。こちらのプログラムでは、リフトの代わりにスノーモービルで運んでくれます。
この2つのプログラムを比べてどう思いますか?
月曜から金曜日まで誰も踏み入れていない2nd Stageを10人限定で滑るのが、スペシャルキャットプログラムで、
土曜日のスペシャルキャットプログラムで荒らされた2nd stageに30人限定で翌日日曜日に滑るのが2ndステージという事になります。
(勿論、土曜日の晩にしっかり積もって日曜日の朝にはリセットされている状態なら2ndステージでも良いかと思いますが。)
という事で、スペシャルキャットプログラムに申し込んで実際に体験をしてきました!
その様子は、別記事『ヤマボク完全非圧雪のプライベートエリアに潜入!スペシャルキャットプログラム』をご覧ください。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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