岐阜県飛騨地方にある小さなスキー場「飛騨かわいスキー場」
20年前はアイテムが豊富なパークを主体としたゲレンデでした。
20年前の「飛騨かわいスキー場」
これ以外にも色々なアイテムがあったと思います。
現在は、パウダースノーを堪能できる非圧雪ゲレンデになっていました!
しかも、ただ非圧雪のゲレンデを作って開放するのではなく、人の少ない平日は滑走禁止として来客の多い週末に時間を限定して開放していたのです。
これにより、土日にパウダーを求めて集まる人が増え、レストハウスが満席になるほどの盛況ぶりでした。
そんな「飛騨かわいスキー場」に1月27日(土)に行って参りました。
この日は23日(火)からの警報級の大寒波により北陸地方を中心に大雪となり、ここ「飛騨かわいスキー場」も平日5日間で1メートルを超える積雪を記録していました。
アクセス
昔は名古屋からだと国道41号線をひたすら3時間くらい運転しなければいけなかったのですが、今は東海北陸道があるので、飛騨清見ICからなら26km、もしくは飛騨高山ICからは24kmで到着します。
路面に雪がなければ、飛騨清見インターで降りた方が距離が近いです。
路面に雪があれば、飛騨高山インターまでいった方が、路面の雪が少ないので早くスキー場に到着します。
駐車場
それ程多くは停められませんが、無料駐車場がゲレンデの目の前にあります。
早い時間に到着すれば、センターハウスの目の前に停めることもできます。
ゲレンデマップ
ゲレンデはいたってシンプル。
ゲレンデ下部から乗れるリフトは2本。
ひとつはセンターハウスからゲレンデに出た目の前にある、第3リフト。
もうひとつは第4リフト。いずれもペアリフトです。
第3リフトの降り場から第2シングルリフトが見えます。
そして、第4リフト降り場から林間コースを降りるとゲレンデ最上部への第5ペアリフトがあります。
リフトはこの4本となっています。
ただし、平日は第3リフトと第4リフトしか運行していません。つまりゲレンデ上部には行けないのです。
土日に解禁されます。
第2シングルリフトは、9時~12時半までの時間限定で開放されます。
そして、第5リフトは14時~15時までのたったの1時間しか解放されません。
平日に降った雪は、土曜日になるまでそのままになっています。
なので、例え月曜、火曜日に降ったとしても土曜日の朝一にリフトに並べばノートラックパウダーを滑ることができるのです!
実際の様子
実際に行ったこの日(2024年1月27日)は月曜日から金曜日までの累計積雪が1メートルを超えるシーズンで最も良いコンディションとなったので、想像以上のパウダーフリーク達が集まりました。
それでもノートラックで新雪を滑る為に早起きしてリフト待ちをしました!
その様子を是非ご覧ください。
いかがでしたか?
パウダーを滑りたい人は是非行った見てください。
感想とまとめ
約20年ぶりに行ったのですが、パークゲレンデからパウダーゲレンデに180度変わっていて驚きました。
しかも、ただゲレンデスタイルが変わっただけでなく、非圧雪エリアを土日祝日限定にし、時間も限定する事で価値付け(興味付け)することで、みごと集客に成功していました。
スキー人口の減少により日本のスキー場は大半は集客に苦しんでいます。インバウンドにより客が増しているスキー場は別にして、日本人しか来ないスキー場で客足が伸びているスキー場は、私はあまり見たことがありません。
行った日のタイムスケジュール
7時30分駐車場着➡8時リフト券購入(そのまま第3リフトに並ぶ)➡8時半第3リフト乗車➡9時まで第2リフトに並ぶ➡9時第2リフト乗車➡第2ゲレンデ(非圧雪)を2本滑る➡ゲレンデ下部で12時まで滑る➡12時ランチ➡13時第5リフトに並ぶ➡14時第5リフト乗車➡第5ゲレンデ(非圧雪)とツリーランを1本ずつ滑る➡15時半までゲレンデ下部で滑り終了!
1日券を購入しパウダーを滑りたい人は、ほぼこのようなタイムスケジュールとなります。
第5ゲレンデの非圧雪エリアが一番降雪量が多くなるのですが、そこが14時からとなる以上、午前中では帰れません。
そうなるとセンターハウスでみんなランチをするので、センターハウスは満席になっていました。
集客に成功しただけでなく、客のタイムスケジュールもコントロールすることでレストランも繁盛させる。
パウダー、雪質は勿論でしたが、スキー場の運営、経営方法にも感心しました!
是非、興味のある人は行ってみてください。
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